認知症は予防する時代です

気がつけば10月・・・
時間の経つのはあっという間ですね。

さて、今日は認知症について書いてみたいと思います。
2017年の日本人の平均寿命は女性が87・26歳、男性が81・09歳で、いずれも過去最高を更新しました。

平均寿命に対して「日常生活に制限のない期間の平均」をあらわす「健康寿命」というものがあります。
平均寿命と健康寿命の差は男女とも約10年あり、これは何らかの介護を必要とする時期が10年間あるということです。
この期間を短くすることが、ご自身のためにもご家族のためにも幸せであることは間違いありません。
介護が必要になる原因はいろいろありますが、私たちはそのうちのひとつ「認知症」の予防を推進したいと考えています。

2025年には65歳以上の方の認知症の割合は5人に1人になると言われています。
加齢とともに脳も老化しますので、誰しも年々認知機能が低下していくものですが、「認知症」と診断される前の段階の時に適切な対応をすることで、認知症を予防する、あるいは進行を遅らせることができることはまだあまり知られていないようです。

認知症は診断される10年以上前からはじまり、すこしずつ進行していきます。

1.認知症のはじまり

アルツハイマー型認知症では最初に嗅覚機能が低下し、香り(特にいやなにおい)がわかりにくくなります。
物忘れを自覚するより前に嗅覚機能の低下がはじまっていることが多いのです。
あなたは嗅覚に自信がありますか?
また、ご家族はいかがですか?

認知症は診断される10年以上前からはじまっています。
この時期を「軽度認知障害(MCI)」といい、この10年間をどう過ごすかによって、将来ががまったく違ったものになるのです。

2.認知症は予防する時代です

軽度認知障害(MCI)とは「認知症予備軍」の状態です。
このMCIの時期こそ、このまま認知症に進んでしまうのか、それとも一日も早く対応をはじめて認知症から逃げ切るかの分かれ道です。

MCIは思考力や判断力の衰えは見られない状態です。
ご自分の力で認知症の予防、または進行を遅くする努力ができる時期なのです。

3.治る認知症もある

認知症にはアルツハイマー型認知症以外にもいろいろな種類があります。
ほかの病気がきっかけで起こった認知症は、適切な治療で治る/改善する可能性があります。
治る可能性があるのに「どうせ治らない」と諦めて正しい治療を受けないのはとても残念なことです。

4.専門性が大切です

認知症の治療や予防には特に専門性が大切です。
ブレインヘルスケアオリーブでは、日本脳神経外科学会専門医/日本認知症学会専門医 金馬義平がご相談を承っております。
「認知症」と診断がつく状態であれば医療機関で治療を、MCIであれば認知症の予防を。
60歳を過ぎたら早すぎることはありません。
10年後のあなたとご家族の幸せのために、ご自分の意志で対応ができる今はじめませんか。

これから少しずつ認知症予防などのことについてもお知らせしていきたいと思います。
詳しいことをお聞きになりたい場合にはお気軽にお問い合わせくださいませ。

担当医師:金馬 義平
慶應義塾大学医学部卒
医学博士、日本脳神経外科学会専門医、日本認知症学会専門医

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